カーニバルからの逃亡先は、ベルギー東南部アルデンヌ地方の、Ovifatという静かな村。
ここには、義母のセカンドハウスがあり、今回は義母と義兄と一緒に二泊三日の小旅行。
義母の歴史のつまったこの家には、私の父が描いて義母に贈った絵が、壁に沢山かかっていて、
「がんばってるかい?」と聞かれているような錯覚に陥りながらも、なんともうれしいのである。

目覚めの楽しみは、義母がクロワッサン好きの私のために、近所のパン屋さんに注文してくれる、
焼きたてクロワッサン。これが、おいしい~のでたまらない。
「沢山食べなさい、ほら食べなさい」と言われるので、お言葉に甘えて、完食。満腹。
チーズの後は、たっぷりチョコレートクリームを塗って。
日本にいる姉と一緒に、ここでこのクロワッサンを食べるのが夢。
IMG_2729_1_1.jpg


腹ごしらえを終えて、また散歩。
このあたりに来る旅行者の目的は、きれいな景色の中での散歩、クロスカントリーなど。
もうすぐ3月だというのに、今日も雪。粉雪がしんしんと、静かに降り続けている。
そして、久々に山を歩きました。山といっても、たいした高さではないけれど、
平らなオランダに住んでいるので、高い場所からの見晴らしは、本当に気持ちが良い。
谷間に、古城が見えたりして、これぞヨーロッパと言う景色でした。
IMG_2699_1_1.jpg


雪で白くなった静かな森の中を、背の高い木々に囲まれて、一時間半のコースを歩く。
来年は、娘と一緒に、クロスカントリーもできるかな・・・・。
IMG_2709_4_1.jpg


昼食後、娘を置いて老夫婦でドライブへ。目的地は隣国、ルクセンブルク
ベルギー・オランダ・ルクセンブルクの三国は、ヨーロッパ西北部一帯に位置し、
其々の国の頭文字を取って「ベネルスク三国」と呼ばれています。
まだ行ったことがないルクセンブルクが近いので、ドライブしてみました。
滞在している義母の家からは車で一時間ほどで到着。
国境近くには、大きな店があり、酒や化粧品が他国よりも安く売っていたので、
早速買いました。ガソリンもオランダよりも、一リットルあたり、30セントも安く、
早速、満タンに入れました。が、写真を撮り忘れ、あっという間に出国してしまいました。
次回、もう一度時間のあるときに訪ねてみたい、小さな国です。

夜は、みんなで鉄板焼。夕食後は、暖炉の前で、みなでのんびりくつろぎながら、
母の昔話などを聞いていると、家の中の全ての思い出がつまっているのが、わかる。
暖炉の火というのは、不思議なもので、見ているととても落ち着く。
義母の先祖の話を聞き、この家族の歴史の中に私も入っていて、将来娘が大きくなって、
娘とその孫たちの会話の中に、「日本人のおばあちゃんもいたらしいわね」なんて話が、
出てくるのかと思うと、不思議な気分。
IMG_2691_1_1.jpg


娘はカーニバルでの昔のオランダ人の衣装を着て、60年前のソファーに座り、50年前のランプの光で、
50年前の雑誌を読む。アンティークに囲まれて、おばあちゃんとゆっくりゲームなどしている娘を見ていると、
やはり人間、住む場所で人生ずいぶんと違うんだなと思う。
こういうゆっくりとした時間を楽しむことが、まだまだ下手な私である。
IMG_2725_3_1.jpg


ということで、オランダ→ベルギー→ルクセンブルクと、ベネルクス三国を走ってみました。
今日でオリンピックも終わり、なんだか寂しい気がします。