オランダ語学校で知り合ったアフリカ・コンゴ出身のベルナデットとそのボーイフレンドで、
オランダ人のエリックの結婚式に三人で参加した。


毎週土曜日は、娘は日本語学校。今日は課外授業もあり9時から3時までで、
彼女は疲労気味。
こんなときは娘が慕っている、夫の兄夫婦の家に泊まりに行かせるのだが、
今日はあいにく旅行中。残念でした。
疲れている娘も一緒に、車で式場へと向かった。
会場には一番乗り。すでにフラワーガールが待っていた。
6時開始とあったが、なかなか式ははじまらない。
時間にきっちりの私は、ちょっと落ち着かない。

緊張気味の彼女たち。とても素直でかわいい子達。
寒くないの?ときいても、照れて「大丈夫です」と謙虚。
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夫も私もオランダスタイルの結婚式だと思っていたが、大間違い。
一時間遅れでようやく始まった式は、100%アフリカンスタイルであった。
すごい歓声、明るい音楽、沢山のアフリカ人達、ハレルヤの大合唱・・・・。
音楽はもちろん、アフリカ人によるアフリカ音楽の生演奏。
踊る女の子たち、若い女性たち、そして中年の女性たちのあと、
二人は入ってきた。ドラムの音で、心臓も高鳴ってくる。熱気であふれかえっている。
全身に鳥肌が立つ。暖かい拍手の中、式は始まった。

明るい音楽にリズムに合わせて上手に踊る子供たち。
すでに午後7時半。
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オランダ人のエリックは4人兄弟の末っ子。
両親が年取ってからできた最後の男の子で、かわいがられて育ったそうだ。
そんな彼にアフリカ人のガールフレンドができたとき、
ご両親はずいぶんと、とまどったようだ。
彼女に聞いた話では、握手をするにも、時間が必要だったとのこと・・・・・
国際結婚というのは、お互いの家族が、まったくの異文化を受け入れて、
自分の子供の幸せを願うという、親にしたらそれはそれは、
大変な心の広さが必要だと思うけど、
彼の年取ったお父さん、お母さんがアフリカンスタイルの結婚式を受け入れて、
幸せそうな二人を暖かいまなざしで見つめながら、涙している姿を見て、
自分と重ね合わせてしまい、なんとも言えない想いだった。
伝統的なオランダという国で、100%お嫁さんの国のスタイルで、
結婚式を行うというのは、なかなかできることではない。

緊張気味の二人。ハート
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アフリカの家族、友人たちの迫力はすごかった。オランダ人は、完全に圧倒されていた。
何よりも、彼女を祝う気持ちが強いのだ。そして全員、前向きである。
人生、楽しく生きなくてどうするの?という感じで、「ハッピーハッピー」と、
本当に迫力ある楽しさだった。 いろいろな人種問題を経て、彼らは楽しく生きる事の
大事さを強く感じているのだろうか・・・。
中でも、このお姉さん、すごい迫力。なんせ、身長が2メートル近く、体もがっちり。
日本ではかなり大柄な私も、すっかり小柄な女の子だ。

ベルナデットのお姉さん。大声で笑って歌って踊るから、かなり目立っていた。
イエ~~~~~~イッ!ハッピー!
拍手
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会場を移し、花嫁花婿が再び踊り子たちと現れたのは夜を10時回った頃。
私も夫も楽しくて仕方が無く、時間はあっという間にたっているのだけど、
さすがに娘は、ダウン。夫のひざの上で10時半から眠り始めた。
仕方が無く、後ろ髪を引かれつつ、11時過ぎに会場を去った。
バイキングの食事が出されたのは、10時50分。きっと、パーティーは、
明け方まで続けられたことだと思う。

あまりの迫力に、目と口を大きく開いて見入っていた娘は、夢の中。
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世界中を旅した夫でも、「こんなに感動した結婚式は、初めて!」
と思ったらしい。私も、本当に感動した。 アフリカ人たちの、パワーを、
分けてもらった気がする。 つらいことがあっても、明るく前向きに生きるということが、
とても大事なような気がする。 それと、家族への思い・愛。
一生に一度だと思う、アフリカンスタイルの結婚式。
招待されて、本当によかった。楽しかった。
二人の幸せを心から願っている。

そして改めて、国際結婚を最初から快く受け入れてくれた、
私の両親・家族そして、夫の家族に感謝の気持ちでいっぱいだ。

また明日から、がんばって生きなければ。